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概要

岩手大学 大学案内2017

先輩、この学科でどんなことしてるの?樹木の新たな価値を見いだす研究に林業や福祉の未来を感じています。地域住民が主体となった災害に強い地域づくりを目指します。私は、スギの抽出成分の一つである「スギジテルペン」の抗認知症作用を卒業研究テーマとして選びました。これからの日本は高齢化が進み、認知症治療への需要も増えてくるのではないかと考えます。長生きする上で、元気に生活することのできる健康寿命を延ばすこともこれからの社会的な課題になってくると思っています。もともと森林に興味があってこの学科を選びましたが、現在はその利用方法について考えるまで興味が広がりやりがいを感じています。これまでの樹木の使い方に加え、新たな付加価値を見つけていくことで林業や福祉の未来に少しでも貢献できるよう研究を行っていきたいと思っています。森林科学科では、森林に関する基礎知識を広く学ぶことができます。施設として演習林も充実しており、林業技術を実践的に学ぶことができるため、卒業後も社会で活かせるスキルを身につけることができます。私が所属する研究室では、地域住民とともに災害に強い地域づくりのための研究(砂防フィールドミュージアム)に取り組んでいます。土砂災害の多い岩手県では県と市町村が連携した災害対策が必要とされており、さらに住民が主体となった地域づくりを目指すことが期待されています。そのために、様々な過去の資料を分析し現地調査を重ねながら、岩手県の未来に貢献できる結果を出せるよう研究を行っています。准教授 小藤田久義教授 井良沢道也私の研究室では、樹木を中心に森林資源の成分を調べ、人間の生活にどう役立てられるかを研究しています。スギは国内で一番の生産量を誇る樹木であり、利用価値が高いものです。その中で、山地さんの研究テーマであるスギの成分の疾病への効果の検討は、2016年度からスタートする新しい研究です。これまでの研究ですでにスギ成分の抗酸化作用と抗菌作用について効果を発見できているので、これからが楽しみなテーマです。近年、土砂災害が多発しており毎年多くの方が犠牲になっています。砂防学研究室では、土砂災害を住民と一緒になってどうやったら防止できるかを研究しています。災害地の現地調査、住民や行政からの聞き取り、アンケート調査などから解明しています。また、防災教育や渓流を生かした活性化についても実践しています。熊谷さんの研究はまだ始まったばかりの段階ですが、これから岩手という災害の多い地域で求められる災害対策の一助となる研究となるでしょう。共生環境課程 森林科学コース (改組前の名称)山地由恵さん〈 田園調布学園高等部(東京都)出身〉共生環境課程 森林科学コース (改組前の名称)熊谷和馬さん〈 岩手県立高田高校出身〉担当教員メッセージ担当教員メッセージ学びの分野森林 : 樹木生態生理・造林学/森林政策学/地域資源管理学/森林動態制御/砂防学/林業生産工学/森林管理学/木質資源工学/森林資源化学/造園計画学・観光学/森林・環境教育/保全生物学/森林保全生態学IWATE UNIVERSITY 2017 77