ブックタイトル札幌市立大学 デザイン学部 2018

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概要

札幌市立大学 デザイン学部 2018

- 卒業研究一例ranticipate landscape - 音の枯山水-J生活体験の中に、価値の高いテーマがある。それを見つけ、考え続ける体験を大切に。空間デザインコース2017年卒業坂元文さん(北;百道札幌北高等学校出身)担当教員のコメント;住担Iill山田良「環境琶を'DJ視化するJことをテーマにした空間デザイン作品です。自然界の音に輿昧をJ寄っていた坂元さんは、それらをなんとか空間で表現できるのではないかとチャレンジしていました。空間デザインと音環境のつながりを改めて私も作品から学びました。Design I 卒業研究紹介一一作品の解説と、制作のねらいについて教えてください。大学4年間のまとめとして、卒業研究では実作に1年かけて1つの作品を創りたいと考え、大学キャンパスにある霊かな自然環境音に焦点、を当てることにしました。今回は、音を造形として立ち現わすことで、鑑賞者が音を体験できる空間を制作し、聴風景と視風景を融合することに挑戦しています。その結果として、買が聞こえない人も、その空間の雰囲気を創り出している音を感じることが、できれば、空間デザインの可能性を拡げる助になると考えています。一一音と造形の融合というテーマは、一体どうやって着想を得たのでしょう。幼いころから音楽に触れていたので音に関しての興昧が強く、学部の設計課題などでも盲の要素を盛り込んでいました。私たちは日常的に、音の情報を記憶と結び付け、そこから色や形を想起します。結び付きが、強い場合、見える風景に存在しない形が立ち現れることさえあります。私はこのような現象に疑問や興味を持ち、同時に、聴覚が研ぎ澄まされていく過程において、聴こえてくる音を視覚情報に変換し、可視化することが可能で、はないかと考えるようになりました。乙の研究を振り返って、どんな感想ですか。今回の研究では、ず、っと興昧、疑問を持っていたテーマに対して試行錯誤ができました。ですから、悩んだり上手くいかない時期も、楽しんでやることができました。屋外制作だったため、制作ぺースが自然環境に左右されたのには苦労しましたね。一一後輩の皆さんにアドバイスをお願いします。振り返ってみれば、大学生活は1つのことを追求できる貴重な時間でした。私はこの大学で個性的な人たちと出会い、一緒に何かを作り上げていく中で影響を受け、ふと疑問に思うことを突き詰めて考えることが、できるようになりました。小さなことでも常に疑問や興昧を持つこと、そして何より、楽しみながら取り組むことが大切です1