第8回 全国高校生・高等専修学校生『私のしごと』作文コンクール入賞作品集

第8回 全国高校生・高等専修学校生『私のしごと』作文コンクール入賞作品集 page 20/52

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多くの感動にありがとうL表識識漕働議蕊識受賞された皆さん、本当におめでとうございます。全国高等専修学校協会を代表してひとことご挨拶申し上げます。「私のしごと」作文コンクールは今回で8回を数えます。借越....

多くの感動にありがとうL表識識漕働議蕊識受賞された皆さん、本当におめでとうございます。全国高等専修学校協会を代表してひとことご挨拶申し上げます。「私のしごと」作文コンクールは今回で8回を数えます。借越な言い方ですが、私は第1回から少しだけ関与しています。それは作品を提出する学校の校長として、です。8回を重ねる間、おかげさまで様ざまな賞をいただくことができ、本校辞】の生徒にも自信を与えることができました。そして今回から、全国高等専修学校協会の会長を拝命したことにより、審査員としても関わることになりました。今回初めて、多くの高校生、高等専修学校生の作文を読むという経験を通じて、たくさんの感動をいただきました。それには次の理由があります。マスコミでは学卒者の早期離職や、高校や大学を卒業して進学も就職もしない若者の問題がよく報じられます。それに加え、この夏はいじめの問題が大きく取り上げられました。学級崩壊等も含め、教育界でも生徒を取り巻く環境が非常に厳しい中、皆さんの作文は勇気を与えてくれました。多くの高校生、高等専修学校生が、この厳しい時代の中で、自分の将来をしっかり考えるとともに、今の学校生活を十分にエンジョイしていることがrL、4《査講評来賓祝にh 審j輿辰思いやりの大切さを感じ取り、誰かの役に立つ仕事をしたいと障がい者施設で働くことを望む内容でした。この作品は大変私達の心を打ちました。そのほかの傾向としては、体験に裏打ちされた作品の優秀さが目立ったことが挙げられます。有名大学への進学率が高い高校の生徒の作品は、文章は確かに達者であるものの、実体験に基づいていない、具体性がないという点で、なかなか審査員の心に響くものがありませんでした。そういう意味では不利であったかもしれません。逆に、工業系や商業系の高校や、高等専修学校の生徒の作品は、入賞作品が非常に多いことを見ても分かる通り、審査員の心を動かしました。着物を作ったり野菜を育てるなど、具体的な自分の体験をもとよく伝わってきたからです。本当に素晴らしく、嬉しく思いました。全国高等専修学校協会の会長としてひとこと言わせていただければ、今回の皆さんの作文は、我々が日々行っている職業教育・キャリア教育の成果だと再確認いたしました。同時に、高等専修学校の振興と社会的認知をより推進していかねばならないと強く感じました。まだまだ世の中には高等専修学校という学種を正しく理解されていない方が大勢います。この式に参加している、これほど頑張っている高等専修学校生のためにも、協会の活動をより活発に推進していく所存です。最後に審査の機会を与えていただいた関係者の皆さんに感謝するとともに、何よりも本日受賞された皆さんに感動をいただいたことに、御礼申し上げて挨拶といたします。かでも九州の生徒が非常に努力されています。また今年も昨年に引き続き、東日本大震災関連の作品が多いのではと予想していましたが、実際の応募は300編弱と前年比の3割ほどに留まりました。1年7か月を過ぎて、生徒の意識から震災への関心が低下してしまったのではないかという会話が、審査員の間で交わされました。今年度の傾向としては、命の大切さを訴えた作品が数多く見受けられました。看護師や介護福祉士をはじめ、医療・福祉関係の仕事に就きたいと綴る作品が大変目立ちました。なかでも全国高等学校長協会会長賞を受賞した大阪府立門真なみはや高校の山崎志雄さんの「つらかったからこそ気づけた」という作品は、いじめられた体験をバネに、』実体験綴った作品に説得力今回の「私のしごと」作文コンクールは、前回と比べて570編多い4674編の応募がありました。昨年は東日本大震災という大きな出来事があったせいか、どちらかというと東北地区の高校.高等専修学校の生徒の作品に優秀なものが目立ちました。しかし今年は、中部地区から西日本にかけての学校が健闘したように見受けられます。な声紗弱一驚、調溌…ニー縦#- … 緑清水信一全国高等専修学校協会会長擢灘:顎蕊識熱鱗I箪誇長崎品彦東京都立六本木一局等学校教諭